例会のご案内


11月例会・最終回のお知らせ


みなさまへ

 

先月、半年ぶりの例会を開くことができました。講師の鈴木さんには、遠くからお越しいただき、ありがとうございました。

予定時間を大幅に超えてまで、ご準備をいただいた60枚ものスライドを中心にじっくりと話を聞くよい機会を得ることができたと思います。

 

瀬戸内海因島での誕生から現在まで、歩まれた道を振り返りつつ、それは、1980年代からはじまった無線通信技術の変遷とともに

人(個人)とものの半世紀をたどるかたちで、聞きごたえある内容だったように思います。

また、過去、現在を抑え、これからにも目を向ける示唆に富んだお話からその後の、その後の話し合いも盛り上がりました。

 

さて この会を振り返ると、スタートしたのは2014年、その後、3回の大型イベントを含め、毎月例会を続けてきました。

昨年、今年と延期や休会することを余儀なくされましたが、ここまで続けてくることができたのも、集まること、話し合うことに

関心をもっていただいたからだと思っています。7年の長きにわたり、ご縁をいただきましたことに、深く感謝したいと思います。

 

今月例会をもって、毎月の開催は終了とさせていただくお知らせです。

今後は、不定期ではありますが、人と話題への出会いを共有し合う場として、再出発を考えたいと思っています。

 

改め、この会でご縁をいただきましたみなさまへの感謝と御礼の気持ちをお伝えし、合わせてご健康、ご健勝をお祈りしたいと思います。

 

長い間、本当にありがとうございました。

 

◆生命倫理カフェ・ねりま 最終例会のご案内◆

 

・日時: 12月5日(日)14~16

・場所: 座・茶論

・話題: 「今年一番の私の関心ごと」

・会費: なし(茶菓子の用意はございませんので、

 

     何か一品、”私が推すもの”をお持ちください。)


10月例会のお知らせ


みなさまへ

 

長らくお待たせをいたしました。

今年春から歩みを止めておりました例会ですが、10月実施を予定し、お知らせをいたします。

通常より少し早めですが、みなさまのご予定を抑えたく思います。はやる心が、会の再開とみなさまとの再会を急がせたようでもあります。

 

リモートワークで椅子に座ったまま一点凝視、出歩くことも極端に少なくなったこの間、体調を崩されたり、心の調子が上がらなかったり、身体にあれこれ今までにはない兆候が見られる方が多くなったのではないでしょうか。工夫しつつ日常生活を送る方が増えました。

 

情報のやり取りには何の問題もないZoom利用の世界ですが、人とのつながりづくりには何かと工夫が求められるようです。「座・茶論」が一役かってくれることを期待し、みなさまのご参加をお待ちします。

 

10月例会のご案内◆

・日時: 1023日(土)14~16

・場所: 「座・茶論」

     東京都練馬区南田中5-16-2 ℡03-3997-6210

・話題: 「コロナ渦でより感じる人や環境の大切さと、最先端技術の活用について」

 

・提供者:鈴木 俊秀さん

 プロフィール:1969年生まれ。瀬戸内海の尾道・因島で育つ。

大学で電気工学について学び、現在は通信機器メーカーにて5Gの研究開発に従事。

実家の古民家の改修について学ぶために日本民家再生協会の「民家の学校」に

6 年前に入学、以来この学校の運営にも関わっている。

 

・会費:500

 

みなさまのご参加をお待ちしております。ご一報の上、お越しくださいませ。

 

 


9月例会休会のお知らせ


みなさまへ

 

何かと騒がれたオリンピック、パラリンピックも終わり、あっという間に、秋模様小雨降る季節に移りました。

日々の政局報道のあわただしさにも、落ち着かない日々が続きます。

 

オリンピック、パラリンピックについては、「日本社会の今後を見据え、生き方の豊かさの追求を意図した意識改革がカギ」と

紙面では報じられていました。この間、みなさまはどう感じられましたか。私自身はとくにパラリンピック競技に、新しい発見がありました。

 

初めて目にしたボッチャという競技とその頭脳戦略や車いすバスケットボールの見事なまでの選手間の連携、そして障害に合わせ、工夫し磨かれた技術などなどです。

 

しかしながら、「生き方の豊かさそのものも、またその先」も依然として見えない現況のなか、雑談の効用もすっかり失せた日々だけが続きます。

引き続き今月の例会を休会とさせていただくお知らせとなりましたこと、残念に思います。

 

10月は長い期間続く閉塞感を一掃すべく、開催を予定しております。

その間、エネルギーを枯渇させず、みなさまにお会いできればと思います。

 

 


8月例会休会のお知らせ


みなさまへ

 

新型コロナ惨禍の中、様々な思惑を伴い開催されたオリンピックが終わろうとしています。この間、みなさまはどのように感じ、

競技をご覧になっておられたのでしょうか。

巣ごもりを強いられた私は、観戦と並行してデジタルリマスター版の「新・映像の世紀」100年の歴史を録画、まとめ見をしました。

 

第一次世界大戦は、今も世界を覆う不幸の種子をばらまいた。

毒ガスを初めて開発した天才科学者、フリッツ・ハーバー博士の悲劇。

ロシア革命を成し遂げたレーニンは、恐怖政治の創始者でもあった。

砂漠の英雄・アラビアのロレンスの裏切りが今に至る中東紛争のきっかけと言われる。

私たちの生きている世界自体が、第一次世界大戦の産物なのである。

世界を動かした人々の人間ドラマを通して、歴史の深層に切り込んでいく。(NHKスペシャルより)

 

1.20世紀の幕開け カメラは歴史の断片をとらえ始めた

2.大量殺戮の時代 塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た

3.それはマンハッタンから始まった 吹き出した大衆社会の欲望が時代を動かした

4.ヒトラーの野望 人々は民族の復興を掲げたナチス・ドイツに未来を託した

5.世界は地獄を見た 無差別爆撃・ホロコーストそして原爆

6.独立の旗の下に 祖国統一に向けて、アジアは苦難の道を歩んだ

 

19世紀の終わり、第一回アテネオリンピック開催とほぼ歩調を合わせるかのように新たに発掘され、編集された100年の歴史。おびただしいこれらの映像を通して、今に至る世界の歴史を振り返る機会となりました。

 

来年度から高校で日本史と世界史を総合した新しい科目「歴史総合」が始まるそうです。今まで別々だった科目が統合され、手薄だった現代史・戦後史をみっちり扱い、現代を考える新たな視点を養う。                                                                                                                                          

 ポストコロナ後のこれから、私たちはどこへ向かうのでしょうか。

こんなことを若者たちと言葉を交わしてみたい・・・そんな思いを強くしています。

 

8月例会は休会とさせていただきます。

 

 


7月例会休会のお知らせ


みなさまへ

 

今年幾度となく繰り返された、休会や延期のお知らせの言葉です。

自然とこのお知らせも、書く手が前に進みません。遅くなりましたが、今月の例会を休会といたします。

 

通りを行き交う人々の姿、かわす言葉や笑い声、時おり通る車や自転車の音、日々の生活を、リズムよく刻んでくれていたこうした生き生きとした音が、すっかり消えてしまったかのような、我が家の前の通り道でもあります。

 

自宅蟄居が続く気配の今年も、あと残す月日の方が少なくなってきました。

この間、向かう先は、外ではなく内、であったにもかかわらず、外に向かう行動が、極めて制限された日々が、こうも長く続くと

自ずと内を深めることにもエネルギーが向かなくなります。

 

次にみなさまとお顔を合わせる日がいつ来るのか、いささか心もとない限りではありますが、

その日まで、はじける笑顔と主張する言葉、それに大いに聞く耳の感度を落とさずにいたいものだと思います。

 

再会と再開の日を楽しみにしております。

 

 


6月例会延期のご案内


みなさまへ

 

梅雨に入ったかと思いきや、早々と6月中の台風到来には、驚きます。天気だけではなく、社会全般に、落ち着き感がなくなっているような気がしてなりません。

 

さて74日(日)に予定をしておりました例会ですが大変、大変申し訳ございませんが、延期とさせていただきます。

すでにご予定をいただきましたみなさまには、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解をいただければ幸いです。

 

心置きなく、思いっきり、自由なおしゃべりができるタイミングをこころ待ちにしたいと思っております。

落ち着きがないのは、お前の方と言われそうでもありますし、また急なお知らせとなりましたこと、こころよりお詫びさせてください。

 


6月例会のご案内


みなさま

 

“民家”なる言葉に引き寄せられたのが、今から5年前のことです。長年同居をしていた親をおくり、独り身になった時でもあります。

 

その名の通り「民家の学校」へ入学、新たな学びと出会いを経験しました。

同窓生たち同士が結婚をし離島へ移住したり、リモート環境に仕事がなったことをよい機会に、住まいを都会から里山へと移したりと新たな世界へ身を置く、挑戦意欲溢れる仲間たちを目の当たりにしてきました。

 

今や“民家”のキーワードは、価値観の底流に響き、行動を促す言葉となってきたようにも思います。

 

さて6月例会ですが、非常事態宣言解禁を前提に74日に実施する予定をしています。

話題提供は、先月お呼びできなかった鈴木さんにお願いをしております。

 

ご専門は、今これからの情報社会を支える5G技術。また一方では脳的生活ならぬ、農的自然生活を目指し、民家の学校を支える理事として長年にわたり活動中の方です。

 

彼の動向からは、都会よりも田舎、人工物よりも自然を愛しながらも5Gの導く未来と極めて人間臭さのある世界とのハイブリッドな社会を意識しているようにもみえ、その視野と行動範囲の広さには敬服しております。

 

◆6月例会のご案内◆

・日時: 7月4日(日)14~16

・場所: 「座・茶論」(こちらも昨年末、民家の学校同期生の建築家による自宅リフォームで完成)

     東京都練馬区南田中5-16-2 ℡03-3997-6210

・話題: 「コロナ渦でより感じる人や環境の大切さと、最先端技術の活用について」

 

・提供者:鈴木 俊秀さん

 プロフィール:1969年生まれ。瀬戸内海の尾道・因島で育つ。

大学で電気工学について学び、現在は通信機器メーカーにて5Gの研究開発に従事。

実家の古民家の改修について学ぶために日本民家再生協会の「民家の学校」に

6 年前に入学、以来この学校の運営にも関わっている。

 

・会費:500

 

 

みなさまのご参加をお待ちしております。ご一報の上、お越しくださいませ。


5月例会休会のお知らせ


みなさまへ

 

どのくらい時間がたったのでしょうか。

人と自由に会えない、行きたいところへ出かけることができない、あたかも幽閉されているかのような状態が、長く続いています。

 いづれも、本来何不自由なく、人と会い、出かけることができていたのにと思うと、長く続くこの先の社会の変化を考えざるを得ません。

 

顔の表情はマスクで遮断、外を見る目だけで、人に見られることを拒否したかのような私たちの日常です。

見たいものだけしか見ない目、聞きたいことだけしか聞かない耳、偶然目にすることがら、期せずして耳に飛び込んでくる出来事など、外部へのセンサーが劣化していくようにも思います。

以前のように人と接することができるのでしょうか。集り、語り、つながる行為が3密の禁止とともに消えていくことになりはしないか不安が募ります。

 

季節としては爽やか、緑豊かな自然と薫風が身体と気持ちに心地よく響く、一年の内で一番エネルギーが満ちるときでもあります。

 

残念ながら、5月例会は休会といたします。

またお会いし、語り合い、気づき合う時をじっと待ちたいと思います。

 

みなさま、お元気でお過ごしください。